2011年12月03日

やる夫が日本に呪いをかけるようです 第九章 その陸

270 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:35:44 ID:1aiZjnbM





                    / ̄ ̄\
                  /   _ノ  \
                  |    ( ー)(ー)
                 . |     (__人__)
                   |     ` ⌒´ノ
                 .  |       nl^l^l
                 .  ヽ      |   ノ
                    ヽ    ヽ く
                    /     ヽ \





271 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:35:55 ID:1aiZjnbM

                    / ̄ ̄\
                  /   _ノ  \
                  |    ( ー)(ー)
                 . |     (__人__)
                   |     ` ⌒´ノ
                 .  |       nl^l^l
                 .  ヽ      |   ノ
                    ヽ    ヽ く
                    /     ヽ \



                     / ̄ ̄\
                   /   ⌒  \
                   |  ミィ赱、i .i_r赱
              .     | ::::::⌒ (__人__)
              .     |     トエエエイ
              .     ヽ     `""´}
                    ヽ     ノ
                     /    く



272 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:36:08 ID:1aiZjnbM

        _ミ`ー‐、
          `⌒丶、'ー-、_       +             十
             ̄\―ヽ._ 二_‐-
               \   \   ̄ ‐-       ̄二二_ ―_,r'⌒ヽー、
                ̄\ ̄ \‐-     ╋__..ニ -―― ´ ̄ __... -―一┘
          +  ニニ ー--\   ⌒Y´ ̄ `丶     __,. -‐二´  ̄ ―     +
                   ̄\    !   =,. -‐ 二_          /ヽヽ
                  _   ヽ.._     ノ           /ヽヽ  \
                   ̄   〉   ー- ノ三二   +    \    _
            十       ̄―/  ,'   /二  ̄ _      _     ∠、
                ニー/⌒∨  /  二/ /⌒'l    ̄    ∠、    oノ
              _   / l /二    /  ,イ  |二_      oノ    /
                / /| / .ノ 〈. ′ / | _|__     ╋   /     /^ヽノ
              ̄_/ _/_ヽ_,   .__,/  |  |_      /^ヽノ
             彡ニ ,ノ /   _ノ  \  〈__ 三ミ      +
           +  `⌒  |     ( へ)(へ)
        .          |     (__人__)
         ぐ         |     `⌒´ノ
       ぐ  る          |        } __     ∩2z、
       る   ん   _ -  ̄ ヽ        }   ― ニ二./  /
    十  ん       .     ヽ     ノ      /`/
         ,  '    _   l´   '⌒ヽ-‐ /  /  } }  +
       / /     /       リ     |  |   /  ノ
    C、/ /        ╋  /      |  |/  /  //
   &  \____/      /     ノ/ _/―''
    ⌒ヽ-、__/   ̄ ̄ ̄`ヽ玉 '´   /   十
         /  ̄ ̄`ー- ...,,_宝__,/| /        +
                /   ノ {=   | |
    +            ∠ム-'    ノ,ィi、ヽ、


273 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:36:23 ID:1aiZjnbM

             勝利の報が届いたやらない夫側も動きは慌ただしかった。

             _ミ`ー‐、
               `⌒丶、'ー-、_       +             十
                  ̄\―ヽ._ 二_‐-
                    \   \   ̄ ‐-       ̄二二_ ―_,r'⌒ヽー、
                     ̄\ ̄ \‐-     ╋__..ニ -―― ´ ̄ __... -―一┘
               +  ニニ ー--\   ⌒Y´ ̄ `丶     __,. -‐二´  ̄ ―     +
                        ̄\    !   =,. -‐ 二_
                       _   ヽ.._     ノ
                        ̄   〉   ー- ノ三二   +

             軍事的問題が解決されたので、御所を高松殿に再び変更。

             『兵範記』 「主上聞食此旨、即還御高松殿」



              _,、ィァ''''''''''ー-,、                `ヽミメ、 . -‐,=‐
         ,r'ブ ;"//  ,/ ´ヽ,            . . .-‐‐ミ i! Y i! 厶イ__
       ,f"」∠='"⌒`''´ヾ, -ー气         ∠..., =‐- i!  i!  i! i! <´
         jf´            }   ーヘ         .ィ´ i!   i! i! i! i!   i! i! ヽ
       ,!    j   _,、,, ゝ .ゞ二_ ヾ|      .  , ′i! i! i! i! i! i!  i!  i! i!.!
        .f 、 、ヽ;、n5ァ   \ 、ニj       /イ i! i! i!ィ i! i./::、 i! ト、 i! i! !
      ヽ`テiァ` "ご     | f、く        /i!.//i!./::iメi/:::::::,メ、「ヽト、 i! i!j
        j ´.j          | |, |.|       /イ i!/! /==。=、:::::.=。===:i!,...i! |
         { く;ッ        |. ト ,リ          j/ j/ i::`:‐:/:::::::: ー一.:´:|ir, }.|
       ヽ  _,、-ッ       ,| ,レイ\_            i:::::/.::::::、   .::::::|Lンii|
        ヽ. ヾ "     ,/.| ||::| ヾく`           i: `‐――一'.;.::::ハ.i! j;\
        ヽ     _,/.: |.||::| 、,ゞ゙`            、  ー ..:::::/;  ヽ:{;;;;;;;ト、__
          ゙ーr―''"´ ..:: __」||:::| ドゝ          . -=''7ヘ.....:.:::::/;;; '   j;;;;;;;j;;;;;;;
            _」-ェ=_=ニ´-‐''N:::| Yゝ       -‐'";;;;;;;;;;/;;;;;;ヽ .イ;;;;: '     /;;;;;;;;|;;;;;;;

     午後になって義朝や清盛が一旦帰還。やらない夫と朝食をともにしている。

     『兵範記』 「午剋清盛朝臣以下大将軍皆帰参内裏、清盛義朝直召朝餉」


274 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:37:50 ID:1aiZjnbM

                   :.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.}
                 :.:.:.:.:.:.:.:, -――..r:.:t‐  |.:.:/
                   .:.:.:l.:.:.:.:`"'''ー----゙´   |:|⌒ヽ   何…?
                   .:.:.:|  ヽ:.:.: ̄ ̄`゙ヽ  |:i   |
                   .:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙   |i(ヾ  |



           ::::ノ  、 i  ノ      ゙、 ヾ、   i゙  .!
           :(、_ .ソ "   __     〕 .,r‐、   !
           ::::l ゙ヽ-ツーヽ=<___。>‐'  \r",:タ.! /
           ::::l   .:!   \_        l レへ !./
           ::::ヽ .::j  ::.  ゙ー:.      l レ'///
           ::::::゙:. Y__..._. ::.         ,り//Y   頼長が矢傷を負った…?
           :::::::::゙:. ヽ‐"          ト、ノ i l!
           ::::::::::::゙:. ヽ二ニ=’     /   i .l
           :::::::::::::::i!  ゞ:::       ノ   i! l
           :::::::::::::::::i! /      _/〃   ;! .l.
           ::::::::::::::::r゙、___,.∠/.:/   __,.-‐ト、

  頼長負傷の件はその日のうちにやらない夫側にも知れ渡っていた。

   『兵範記』 「左府雖中矢被疵、其命存否、今日不分明云々、」


275 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:38:05 ID:1aiZjnbM



                  .:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::ハ   /
                .:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/|-´
                ____.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:/:.:|     ………
                   ̄ ̄ ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:|
                    :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:|
                 ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:|     そうか…
              :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト、
              :.:.:.:.:.:.:.:.:.:/   , -''´  /|
              `ー―‐' -―''´, -‐'⌒ヽヽ|




276 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:38:24 ID:1aiZjnbM

夕方頃には早くも戦後処理の検討が始まった。 まずは忠通に藤原氏長者宣下が内定する。
つまり天皇の命によって氏長者が下されるわけで、以降、藤原氏長者は天皇によって命じられる存在となる。

               .     /  ,                \
                   /   / l                 ヽ
                 ,r'    /  ヾ,、               ゙,
               . /   イ/    ` ` 、              }
                { i   | ゙      、,,`' 、 ,           j
                レ'、,  |      ,:r'"''‐ `'゙、  ,、‐‐、      l
                  ゝ」、 、 , ,、‐''゙゙、゙'、-――t'''/ / l     |
                   ,ゝ‐、_,',.  ' ,O 〉     V .( ゙, j     i
                   ',.ヽソ. '、,,、 -'"       / /     j
                    '‐レ゙             .,r'    ノ
                     l` `      、     i'" ゙ヽ、,/
               .      ゙、  ,,、 -‐'"      ノ    ヽァ、
                      ゙、'´ ..       ,r゙     ノ ヾ^゙ヽ、
               .       ゙,        ./    ,、r'  /   \
                       !、     /  ,、r'"   /      /`'ー-
                        `'''"入 ̄ ,、r ''"   ,、/      /
                         く  .Y'"   .,、r'"/      /

          戦後のドサクサの中で気づかれなかったのかもしれないが、見方によっては
          数百年の時を経て藤原摂関家が天皇家に屈服した瞬間とも言えると思う。


277 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:38:38 ID:1aiZjnbM

続いて戦争犯罪人・頼長の所領の没収を興福寺バイス・プレジデントの覚継に行わせることが決定。
覚継は忠通の息子の一人であった。
             、,,,,,,           、,,,,,,          、,,,,,,
             ,、 .:龠:  龠      ,、 .:龠:  龠     ,、 .:龠:  龠
              ll龠   ゙゙''龠,,ー    ll龠   ゙゙''龠,,ー   ll龠   ゙゙''龠,,ー
             ゙゙'''''"'''ー-,,,,,,,,,,,,,,,    ゙゙'''''"'''ー-,,,,,,,,,,,,,,,  ゙゙'''''"'''ー-,,,,,,,,,,,,,,,

  『兵範記』 「可令興福寺権別当少僧都覚継、如本領知前長者左大臣収公所領等事、」



やる夫側に就いた興福寺の権大僧都・尊範、権律師・千覚、大法師・信実、玄実を解任。

     ___          ___          ___         ___
   ,;f      ヽ      ,;f      ヽ      ,;f      ヽ     ,;f      ヽ
   i: 」|_ 尊範  i      i: 」|_ 千覚  i      i: 」|_ 信実  i     i: 」|_ 玄実  i
   |  |「      |     |  |「      |     |  |「      |     |  |「      |
   |  ‐=・=‐ = )     |  ‐=・=‐ = )     |  ‐=・=‐ = )     |  ‐=・=‐ = )
   (.  > ノ(、_, )ヽ}      (.  > ノ(、_, )ヽ}     (.  > ノ(、_, )ヽ}     (.  > ノ(、_, )ヽ}
  ,,∧ヽ  !-=ニ=- |     ,,∧ヽ  !-=ニ=- |     ,,∧ヽ  !-=ニ=- |    ,,∧ヽ  !-=ニ=- |
 /\..\\`ニニ´ !,    /\..\\`ニニ´ !,   /\..\\`ニニ´ !,   /\..\\`ニニ´ !,
/ / \ \ ̄ ̄\  / / \ \ ̄ ̄\ / / \ \ ̄ ̄\  / / \ \ ̄ ̄\

    『兵範記』 「可没官権大僧都尊範、権律師千覚、大法師信実、玄実等所領事、」

これらは「以吉日可有沙汰」として、あとは正式な執行を待つばかりとなった。


278 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:40:02 ID:1aiZjnbM

『保元物語』では、この4人の僧(尊範は尋範となっている)と忠実が

                       ,r..:'" ̄::`::.、
                      /:::::::::;:::;i::;l::::::ヽ
                      .lィ::l:iv、l:/l:/j,レ:::::!
                      'f.l::l zテォ'.ィ'ェl:l:ト!           覚継は忠通の息子だ!
                    ,..-';`ミ,i:l   k l:l:レ'^ヽ、_
                   ./::"::::ー、`l、f=ァ .,ヘ';:/'゙ベュ)        あいつを暗殺した上で
                  /::i::::::::::::"'弋'!ー',イ>|'_ノ´`ー -,,_ _    官軍を迎え討とう!
                 . }:::゙|::::::::::::::::::::~゙:_戈;f"  、    イ/ `i
                 /:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.テ    \xー.ォ、__ノ
                 ::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r'   ` 、_冫y"
                 :::::::::::::::::\o:::::l .ト、  ヽ,_ノ"ー'
                 :::::::::::::::::{::::{\代 l>ー、,_ノ
                 ::::::::::::::::::}::::| | iーへ::::::\

と興福寺でやらない夫側と一戦交えるべく謀議する下りがある。
ことの次第を知った覚継(後に改名した「恵信」で表記)は洛中に向けて脱出したとか。


279 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:41:26 ID:1aiZjnbM

      一方、論功行賞も行われる。やる夫側に就いた公家は解任されたので、

                   ,:i'      _   ----、`i, ゙i,
                  ,l 'l      、 |   ,r-ッ---r゙i, ゙i,
                  l, i' 、_,,,.-ッ'フ,)tr'"===='"  ゙i ,ト.、   せっかく減った
                  ゙t,'i  `'フ",:"!,      `  |' i l   公卿です。
                   r' i, ''"  :  ! _       ゙ir'r l,
                   |ヾi     ゙' i;:. ヽ      ゙'| ,!
                   ゙i, ! !     ~;; ___,    ,、ノ
                   ゙i, ,,;   -''"~,、     ,/ |
                    `" ト、    " `    /   |

                 その役職の任命を中心に行われた。



              _,、ィァ''''''''''ー-,、                `ヽミメ、 . -‐,=‐
         ,r'ブ ;"//  ,/ ´ヽ,            . . .-‐‐ミ i! Y i! 厶イ__
       ,f"」∠='"⌒`''´ヾ, -ー气         ∠..., =‐- i!  i!  i! i! <´
         jf´            }   ーヘ         .ィ´ i!   i! i! i! i!   i! i! ヽ
       ,!    j   _,、,, ゝ .ゞ二_ ヾ|      .  , ′i! i! i! i! i! i!  i!  i! i!.!
        .f 、 、ヽ;、n5ァ   \ 、ニj       /イ i! i! i!ィ i! i./::、 i! ト、 i! i! !
      ヽ`テiァ` "ご     | f、く        /i!.//i!./::iメi/:::::::,メ、「ヽト、 i! i!j
        j ´.j          | |, |.|       /イ i!/! /==。=、:::::.=。===:i!,...i! |
         { く;ッ        |. ト ,リ          j/ j/ i::`:‐:/:::::::: ー一.:´:|ir, }.|
       ヽ  _,、-ッ       ,| ,レイ\_            i:::::/.::::::、   .::::::|Lンii|
        ヽ. ヾ "     ,/.| ||::| ヾく`           i: `‐――一'.;.::::ハ.i! j;\
        ヽ     _,/.: |.||::| 、,ゞ゙`            、  ー ..:::::/;  ヽ:{;;;;;;;ト、__
          ゙ーr―''"´ ..:: __」||:::| ドゝ          . -=''7ヘ.....:.:::::/;;; '   j;;;;;;;j;;;;;;;
            _」-ェ=_=ニ´-‐''N:::| Yゝ       -‐'";;;;;;;;;;/;;;;;;ヽ .イ;;;;: '     /;;;;;;;;|;;;;;;;

         義朝は右馬権頭。               清盛は播磨守。

         他に足利義康が左衛門尉(廷尉)として昇殿を許された。


280 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:41:48 ID:1aiZjnbM
_________ _ _
    7月 12日
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄

         /     ヽ|  lヽ    / l       ヽ\.  | ||       ヽ\
        /        ヽ ヾヽ,.ミ-、/ 丿    ,..   \ヽ. | ||         ,..\ヽ.
   ,..    ./         ノl ̄ヽ ミ   ||   / \   ヽ\| ||      ./ \ヽ
  / \/'''‐-,,,,,____,,-‐' /ヽ_ノ ミ   || / ●  \.  \| ||    / ●  \
/ ● /"'''‐-,,,,,___,,-‐' / ヽ彡    || `'''ー---,-、く     | ||ヽ   `'''ー---ー'''く
`'''ー---/"'''‐-,,,,,____,,-‐'' ,/彡      ||ノ_,,`ー/ .\ヽ.  | ||ヽ\ ノ_,,`ー'`,⌒`l
/ ノ`ー' "'''‐-,,,,,______,,-‐'' 彡       ||ノ //_,,,......,,,_\.   | ||  ヽ\、,,-‐''ヽ ,/
/ ヽy,;--ー‐""'''‐-,,,,,_ヽ  ノヽ、 彡     || | `'ゝノ、,_、 ,ヽく   | ||   ヽソ-ー''''''`ヽ
  /    //     ~""','、,,ノ`y彡      |'  /丿//y//,⌒`、 | ||_    ヽ\ヽ、.
/,,-‐'''""~""'''‐-,,,,,_  /ヽ  /l       | く,ーく| `'''' Lヽ ヾゝ,| ||ヽ    \ /ー'''
''"    //      `yヽノ`ー' |.     /|ー-ヽ、ヽ     ./ /( レ'ノヽ     / ≡
,,,-‐'''""~""'''‐-,,,,_ / 丿ヽ   |    , //|'''' ‐-ヾ)う"''' ‐- ,,,l' `'゛/ |     ー';'''
   //      `y':/‐'      |    .// |   / "く`"''' ‐/  /  /.      (

  主要戦犯2人の捜索は続いていたが、まだその足取りを掴めていなかった。

『兵範記』 十二日 辛亥
「上皇并左府存否、并在所不分明、仍所々被追補、」


281 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:42:04 ID:1aiZjnbM

まだ意識の残っていた頼長は、供にしていた人たちの計らいで

                ______
             ,,..-‐";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;` 、
           /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、
           /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
           |;;;;i "'`~  "`~ `i||i" '' ゙` " |;;;;;;|
           |;;;;|       ヽ`     u  |;;;;;|
           .|;;| ,-;;;;;;;;;;"フノ  ヾ`;;;;;;;;;;;;;;;ヽ |;;;;|
          ,,ト;| ',,_==-、く    >゙-==、  |/ i
          |i 、|   ' ̄"彡|         || |
          |'. (|       彡|          |)) |
           ! 、|      i,"(_ ,, 、,      |" i
           ヽ_|        `         .|_/
            .|゙      、,.−-‐ 、,,     |
            .i ゙、    '  ̄ニ ̄     /|
            |   、      ̄ ̄    , ' |
            |  i ` 、    (    , "   |
             |      ` ー---― "|    |
            |  |          i     |

梅津という地から船で桂川を下り、忠実の待つ南都へ向かうこととなった。
翌日には奈良の手前、木津までたどり着く。

『愚管抄』
「桂川ノ梅津ト云所ヨリ小船ニノセテ。<中略>
桂河ニ行テ鵜船ニノセ申テコツ河ヘクダシテ。
知足院殿南都ヘイラセ給タリケルニ見参セント申サレケレバ。」


282 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:42:19 ID:1aiZjnbM
_________ _ _
    7月 13日
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄





               |/ |:ヾ!    ´   `:!ヽ:.: l:.:.:.i:. i: !⌒ 、:.:.V:./:.:.:l:.:/l:.:.:. |
                    Y  /  _      Y:.:.:.|:. W⌒ヾ、:.:!/:.:.:.:.!:':. |:.:.:.:l
                   ヘ´,イヽ /     !ハ:.:l:.:.| ヽソ .}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!∧:!
                     !  ゞ '       '  Y: l ) ! ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / }'
         .           /              !:./ ´ , ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l
         .         /             !:' ┌┐:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧!
                   丶              ./ : |:.:.:!:.:.:.:. i:.:.:.:.l
                       ヽ    _          . :: : l:.:ハ:.:.:.:|:.:.:. l
                       `┐´         . : : : :  V  \:.!ヽ:.:!
                      ヽ´      . : : : : : :        `__Y=、




.


283 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:42:32 ID:1aiZjnbM

               .     /: ィ:.: i:.:.:!:.:./  :.:.|    ヽ! |:.: /:.:.i:.:. l:.ヽ:.:ハ:.:.:i:.:.: l
                   /´ /:.:.:.!:.: ハ:.:!   ヘ{ イ´ ̄  l:./i:.:.:.l:.:.:|:.:.:ヾ:.:|:.ハ:.:.:|
                     |:.:.ハヘ:.L_ヾ  ´  ィヤ::)フ  }:' !: ハ!:.:.l‐、:.:.:.:.!':.:.:|:.:.l
                     |:/  :ハ ,ミ     ゞ ´      !':.:.:.:.:'´`ヽ:.:.:.:.:. ' i:l
忠実どの、               !'    ヽハヒ}            !:.:. /`) 丿:.:.:. /:/!'
頼長どののお使いの方が          ヾノ               !:/‐' /:.:.:.:.:.:.:W
見えられて末世。                ゝ、            !ーi:.:.:.:.:.:.:.:i {
                           \ 、 __          /:. |:.ハ:.:.:.:.:.!
     ___                   ヽ ー `      . : : i }:' \W    頼長の…?
   ,;f      ヽ    .                 、      イ: : : :. l      `ヾ
   i: 」|_      i                   ー‐ ´ヘ: : : : : : l       >‐-、
   |  |「      |                       ゝ: : : :  l     ...:.:´:.:.:.:.:.:.:.>‐
   |  ‐=・=‐ = )                      _..ィヽ: :  !   /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:´:.:.:.:.:
   (.  > ノ(、_, )ヽ}                   _..:.:´{:.:./: :.}   .イ:.:.:.:.:.:.:.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
  ,,∧ヽ  !-=ニ=- |               ,....−:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.ゞ __ .才´:.:.:.:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
 /\..\\`ニニ´ !,             /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: <:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
/ / \ \ ̄ ̄\            /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.



           .        / ./フ 7  , -‐ x   l   i i i  ',
                   / ,/ / / / / i i  j        |
                    レ/ /  / 〆ー‐‐く. / /   i  |
                    r/ ′ ′ '´ .ィ´厂l/! / }  / | }|
                    !′     r__ 、j/` ̄厂ヽ! /j! j /}!
           .       !       /  .}  ` ー‐''/〃 ハ ノ
                  j     /   ノ        / /イ   追い返してくれ…
                 r‐‐'―- 、 /!    ___      / /
              厂 ̄ ̄`ヽ ゙> l\ ゞ二)  /jイヽ.
              ,′     X.  l  ヽ. ___ . イ  / .|  \
           .  /        n /   !  /ー 、 r‐‐/ | ∨\


284 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:42:47 ID:1aiZjnbM

                           /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
                           l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i
   よろしいので?               |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,i:.:.:ハ:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:、:.:.:.:.:.:.:. l
                           l:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:./.l:.:.i  :.:.:.:.:.ハ:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:l
                           l:.:.:.:.:.:.:. l:. / l:.:l   i:.:.:/ l: /  :.: i:.:.: !
                           l:.i^i:.:.:.:ハ/_  ヽ!   l:./.  レ    i:.l:.:.:'
     ___                  l:l l:.:.:.i ' _  ̄ ´ !^ー‐'´ ̄  !:.!:.:'
   ,;f      ヽ                !ハ ヽ:.l  `ー‐'     `ー‐'` ' /リ
   i: 」|_      i                 ゝ j:.:l        i:.      /:/    かまわん…
   |  |「      |                _/ヽ: l         !.:.     /'´
   |  ‐=・=‐ = )             ....:.:´:/:.:.:.i`!、       '.:     '.、‐..
   (.  > ノ(、_, )ヽ}          .....:.:´:.:.:.:.:/:.:.:.: l ヾ 、  r‐--っ /i:.:.:ヽ:.:.`:.:..
  ,,∧ヽ  !-=ニ=- |        ....:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:. l  \ヽ、. ̄ /  l:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:`:.:..
 /\..\\`ニニ´ !,     ....:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:.l    〉‐、ー_.´〈  l:.:.:.:.:.:.:.:',:.:.:.:.:.:.:.:`.:..
/ / \ \ ̄ ̄\   /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:/l.   ∧:::::::::::::ハ. lヽ:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ



           l: : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :ヽ
            |: : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、l
            |: : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :} !
           l i: : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : :i:.: :/`.:.:.l
         !ハ: :i: : : : :.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : :l: : i  !i:.!
         ' Y: :i : : :.:.:.i:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :/l:/:.: :l / !'   氏長者たる者が
             ヽ: :ヽ:.:.:.:.:.:l:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:. :/:.:!':.:.:.:.!_/i     武具によって死ぬなんて
             丶:.丶:.i:.:.l:.:.:.:.:.: :i:./:.:.:./,:.:.:.〃:/!     そんなことあり得るか?
                  ヽ:.:.ヾ:.:.:!:.:.:.:.:./!':.:.:.:.:.:.:ハ:.:l' !'
              X:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i: / ∧!       そんな不運なヤツに
                  !ハ从X从人ハ/!1―′        会っても意味がない。
             厂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\


285 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:43:03 ID:1aiZjnbM

           l: : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :ヽ
            |: : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、l
            |: : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :} !
           l i: : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : :i:.: :/`.:.:.l
         !ハ: :i: : : : :.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : :l: : i  !i:.!
         ' Y: :i : : :.:.:.i:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :/l:/:.: :l / !'     オレの目の届かない
             ヽ: :ヽ:.:.:.:.:.:l:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:. :/:.:!':.:.:.:.!_/i      ところにでも
             丶:.丶:.i:.:.l:.:.:.:.:.: :i:./:.:.:./,:.:.:.〃:/!      とっとと消え失せろと…
                  ヽ:.:.ヾ:.:.:!:.:.:.:.:./!':.:.:.:.:.:.:ハ:.:l' !'
              X:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i: / ∧!
                  !ハ从X从人ハ/!1―′
             厂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\


286 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:43:16 ID:1aiZjnbM






                            /:/:.::/: : : : /..:/:.::.:.::.:......  ::.::.::.::.ヽ
                        ノィ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l
                         l:./.7.::.::./:イ/ /:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l
                          |:{/ 7:.::: イ′ー 、/´ /:.:. イ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:|
                        j,小.|:.:/   _  \_j/ /::/j:/::.:/:.:.:.!:!
                        /小.!/     ``=ミr‐ミ'/⌒} /イ::./:..|:.::ハ!
                        ノイイ/!′     。 +  _ ムーノ:/:.:/|:/
              ̄`ヽー- 、 __ /了|´ |     + o    ヽV:イ:./ j′
             .ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| |  l         。     { ノ´
             :..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..|  l  l   く`{ o +     i′
             :..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.|  l ハ     +       }    言っておいてくれ…!
             ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l   ヽ >≦  。      /
             二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..   ヽ  /
             ::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..:  + ヽ V
             ::.::.::.::.::.: {::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
             .::.::.::.::.::.:ヽ::.::.l::.::/:..:..:..:..::.:..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〉




.


287 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:43:31 ID:1aiZjnbM

                     /:/:.::/: : : : /..:/:.::.:.::.:......  ::.::.::.::.ヽ
                 ノィ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l
                  l:./.7.::.::./:イ/ /:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l
                   |:{/ 7:.::: イ′ー 、/´ /:.:. イ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:|
                 j,小.|:.:/   _  \_j/ /::/j:/::.:/:.:.:.!:!
                 /小.!/     ``=ミr‐ミ'/⌒} /イ::./:..|:.::ハ!
                 ノイイ/!′     。 +  _ ムーノ:/:.:/|:/  源平両氏のヤツらも
       ̄`ヽー- 、 __ /了|´ |     + o    ヽV:イ:./ j′   主だった者は一人も
      .ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| |  l         。     { ノ´      討たれなかったそうじゃないか…
      :..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..|  l  l   く`{ o +     i′
      :..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.|  l ハ     +       }
      ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l   ヽ >≦  。      /
      二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..   ヽ  /
      ::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..:  + ヽ V
      ::.::.::.::.::.: {::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
      .::.::.::.::.::.:ヽ::.::.l::.::/:..:..:..:..::.:..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〉



                     /:/:.::/: : : : /..:/:.::.:.::.:......  ::.::.::.::.ヽ
                 ノィ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l
                  l:./.7.::.::./:イ/ /:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l
                   |:{/ 7:.::: イ′ー 、/´ /:.:. イ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:|
                 j,小.|:.:/   _  \_j/ /::/j:/::.:/:.:.:.!:!
                 /小.!/     ``=ミr‐ミ'/⌒} /イ::./:..|:.::ハ!
                 ノイイ/!′     。 +  _ ムーノ:/:.:/|:/ 公卿や殿上人、
       ̄`ヽー- 、 __ /了|´ |     + o    ヽV:イ:./ j′  ましてや北面の武士に至るまで
      .ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| |  l         。     { ノ´     現場に出ずに
      :..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..|  l  l   く`{ o +     i′     避難していたような奴が
      :..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.|  l ハ     +       }      ほとんどだったっていうのに…
      ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l   ヽ >≦  。      /
      二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..   ヽ  /        なんで…
      ::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..:  + ヽ V
      ::.::.::.::.::.: {::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
      .::.::.::.::.::.:ヽ::.::.l::.::/:..:..:..:..::.:..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〉


288 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:43:46 ID:1aiZjnbM






                            /:/:.::/: : : : /..:/:.::.:.::.:......  ::.::.::.::.ヽ
                        ノィ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l
                         l:./.7.::.::./:イ/ /:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l
                          |:{/ 7:.::: イ′ー 、/´ /:.:. イ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:|
                        j,小.|:.:/   _  \_j/ /::/j:/::.:/:.:.:.!:!
                        /小.!/     ``=ミr‐ミ'/⌒} /イ::./:..|:.::ハ!
                        ノイイ/!′     。 +  _ ムーノ:/:.:/|:/
              ̄`ヽー- 、 __ /了|´ |     + o    ヽV:イ:./ j′
             .ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| |  l         。     { ノ´
             :..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..|  l  l   く`{ o +     i′
             :..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.|  l ハ     +       }    なんで頼長だけが…!
             ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l   ヽ >≦  。      /
             二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..   ヽ  /
             ::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..:  + ヽ V
             ::.::.::.::.::.: {::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
             .::.::.::.::.::.:ヽ::.::.l::.::/:..:..:..:..::.:..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〉




.


289 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:44:03 ID:1aiZjnbM



       なんで…

                            /:/:.::/: : : : /..:/:.::.:.::.:......  ::.::.::.::.ヽ
                        ノィ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l     なんで…
                         l:./.7.::.::./:イ/ /:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l
                          |:{/ 7:.::: イ′ー 、/´ /:.:. イ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:|
                        j,小.|:.:/   _  \_j/ /::/j:/::.:/:.:.:.!:!
                        /小.!/     ``=ミr‐ミ'/⌒} /イ::./:..|:.::ハ!
                        ノイイ/!′     。 +  _ ムーノ:/:.:/|:/
              ̄`ヽー- 、 __ /了|´ |     + o    ヽV:イ:./ j′
             .ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| |  l         。     { ノ´
   なんで…       :..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..|  l  l   く`{ o +     i′
             :..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.|  l ハ     +       }
             ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l   ヽ >≦  。      /
             二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..   ヽ  /
             ::.::.::.:ーヽ::.::|::.::.::.::.::.::.|^>':..:..:..:..:..:..:  + ヽ V         なんで…
             ::.::.::.::.::.: {::.::.:l::.::.::.::.::/:..:..:..:..:..:..::.::.::.::.::.::.::.ヽ〉
             .::.::.::.::.::.:ヽ::.::.l::.::/:..:..:..:..::.:..:..::.::.::.::.::.::.::.::.::.::〉


                              なんで…

.


290 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:44:21 ID:1aiZjnbM





                       ,..-一ー''゙゙ ̄~゙'''ー- ..、
                     /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;. \
                    .,i";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.;;;ヽ
                   .|丶;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.!
                   l丶;;;;;;;/!マダ゙'''!゙'V┐;;;ii―=i,xri-、;;ヽ
                   |;;;;;;;;;;;,!       ゙゙.!;lリ     .!;;; !
                   |;;;;;;;;;│          !′     .!;;.l'
                   .l;; ∴/.`-ニニ;;;;x,  ' wr=ニ`-'.|、!
                    ]/'.l.|          "      l、.!
                    ,!゙ .川  `”´丶   │.'' ̄´  .l l
                    ヽ ゝ            |     !.|l゙
                    .'Lヽ         ,     l゙/
                     l'ァ.l       .゛.'"    .|’
                     .リ ヽ    .-- --   ,/
                     /'゙i  .ヽ     ..y.   .ノ|
                    /゛ .i′  \        / ; |`'、
                ._..-''ア  ll  l  .\、 ." .,/;;;;;;;;l.l \
               ` .. l゙  .!|  ..l    .`゙゙´  ;.,;;;;;;;| !  .゙ぐ- ..,,_





        翌日、頼長は奈良に入ることができたが、そこで事切れた。 享年37。


291 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:45:51 ID:1aiZjnbM

ヾ;;ヽ;;;;ゝヾ''          ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝ
:::ゞヾヽ;;;;ゝ;;,,. ,.,.. ... .,,. ..;ヾ;;ヽ;;ヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ヾ:;;
ゝヾ;;ヽ;;;;ゝヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ::::ゞ::::ゞヾヽ;;;;ゝヾヽ;;.rヽ.  ;;ゝヾ;ゞ::::ゞヾ:;;;:
;;ゝヾ;ゞ:::          :;;;;ゝヾ;;;;;;ゝヾ;ヽ::..\`;::;
ヾヽ;;::  /k==ー---r           "":::|i}}i!il::...
   _A:.:.:.:.:...   ゙̄ヽ、            l!i!ili!| il|""''i;::;; , ,..
   /,ヘ_ー-- -'``ー---`ー----ァ       ii!{ili|l l!l.
 _ノ/彡;;:7;;:___};:ミi;:*@+:;:''了ミ/      ...:;.,::|i!i!ili| |i!   ____
 `ー--、,イ.!r_tt-tt!i-tr-!|l'゙゙゙´       .,,;;ヽ;;ヾ;ヽ;;  /     \
:..il.ll::..  _ll|.|.||:;ii;:;ii:;!|;;:;:;;:;!|l        :;:;;ゞ::::ゞ    /  ─     \
 ;:;:.._,.ィ}三三三三!l乍≡|l三三{  :;;:  ;;ゝヾ      ' (●)       \
  `i}}}l|.:|i.:_l | ._jr-!|≡≡il==-i| :;::;,;:.: ヽ;;;;ゝ    (l、__)          |
,.....,ィ/:〉:;、_rヒj:_tァに=j-一''""´ -ー---,,  """ヾ:;:   ⌒´         /
Zr、           _,..ィr'二ニ'==--'"         `l          \
`i、j_;:{_-;'=:-ニ==-'゙¨~    ̄                l           \


292 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:46:05 ID:1aiZjnbM

                         ____
                        /― ― \
                      /(●)  (●) \
                     /   (__人__)     \   ………
                      |    ` ⌒´      |
                      \           /
                        /         \  仁和寺だお…
                       |   ・    ・     )
                .     |  |         /  /
                       |   |       /  / |
                       |  |      /  /  |



                           ____
                          /    \
                   .    /          \
                   .  /    ―   ー  \    ココにいる弟なら
                     |    (●)  (●)  |    出家を手伝ってくれるハズだお
                   .  \    (__人__)  /
                   .   ノ    ` ⌒´   \
                    /´             ヽ

弟とは覚性入道親王。 待賢門院・璋子が生んだ、やる夫の実の弟。真言宗仁和寺の第5世門跡。
やらない夫の息子・守仁親王は、この人物の下で仏門修業を行っていた。


293 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:47:31 ID:1aiZjnbM

                         ____
                        /― ― \
                      /(●)  (●) \
                     /   (__人__)     \   ………
                      |    ` ⌒´      |
                      \           /
                        /         \
                       |   ・    ・     )
                .     |  |         /  /
                       |   |       /  / |
                       |  |      /  /  |

ここにやらない夫側の意図があったかどうかは不明だが、この時、覚性入道親王は不在であった。



                   /⌒ソ/⌒ヽ、
                . /  //    ..\      ._,
                /  //      .`ヽ,.._,ィ''´  `'ー- 、      /i
                /  //                  \,.   _..ノ .|
            .   /  //                     ⌒´   .|
              /  //                          |
              /  //                           |
            . /  //                            .|
            /  //  .                          |
            /  //                             .|
           ./  //                            . |
          /  //                               |
         ッ芝ヾシ⌒ヽ、                           |
         .ヾニジ    \      ._,.イ⌒ヽ               |
                  `ヽ,.._,ィ''´      `'ー- 、        .  |
                                 .\,.   _., 、  . .リ
                                    ⌒´   \._,ノ

そのため、仁和寺に入れてもらうための許可を、手紙でやり取りしなければならなかった。
この手紙のやり取りを行っている間、覚性入道親王とやらない夫方との間に何かあったようである。


294 :名無しのやる夫だお:2010/05/29(土) 22:47:32 ID:3fV2k3hg
ガチホモハーレムを楽しむ弟さんですね


295 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:47:49 ID:1aiZjnbM

                         ___
                        /     \
                      /  一'  `ー\
                     /   ( ○)  (○)\
                     i       (__人__)   i
                     ヽ、    |r┬-|  /
                       /    `ー'r─┐
                       i   丶 ヽ{白湯}ヽ
                       r     ヽ、__)一(_丿
                       ヽ、___   ヽ ヽ
                       と_____ノ_ノ

なぜなら、このやり取りがそっくりやらない夫方のその日の記録に残されているからである。そして…

      『兵範記』 十三日 壬子
      「上皇出仁和寺五宮、五宮此間御坐鳥羽殿、上皇自仁和寺、被献御札於五宮、」



                        ___
                       /     \
                     /  一'  `ー\
                    /   ( ○)  (○)\
                    i       (__人__)   i
                    ヽ、    |r┬-|  /
                      /    `ー'´  く
                      i   丶 ヽ   ヽ   ガシャ
                      r     ヽ、__) (_丿      , -っ ゚
                      ヽ、___   ヽ ヽ  r. ― ┐ ー ュ '
                      と_____ノ_ノ   |白 湯| 。, つ o
                                     ` ー‐┘‐- ´。

                    受け入れを拒否された。

        『兵範記』 「被申内、即可被奉守護由、被申彼宮、彼宮固辞、」


296 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:48:04 ID:1aiZjnbM





                        ___
                       /     \
                     /  一'  `ー\
                    /   ( ○)  (○)\
                    i       (__人__)   i
                    ヽ、    |r┬-|  /
                      /    `ー'´  く
                      i   丶 ヽ   ヽ
                      r     ヽ、__) (_丿
                      ヽ、___   ヽ ヽ  r. ― ┐
                      と_____ノ_ノ   |白 湯|
                                     ` ー‐┘





     以降、沙汰が執行されるまで、やる夫は仁和寺に監禁されることとなる。


297 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:48:18 ID:1aiZjnbM

            _
          /O \
           |. °  |
          \_,/
            |
        / ̄ ̄ ̄ ̄ \
      /            \      今回は出番がないかと思った
.     /              ヽ     ちゅるオプーナにょろ。
    /  /      \    |
    |    ●    ●      |     八章・九章は『保元物語』をベースに
    ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃   /     『兵範記』『愚管抄』で
 /⌒ヽ_\    ゝ._)     / /⌒i   補正をかけた内容になっているにょろ。
 \ /:::::/;l三三三三三三三l /  ./
.   /:::::/ |_     ___ ヘ、__/
.  `ヽ< |  |    |     | ヾ:::彡'


298 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:48:34 ID:1aiZjnbM

                               _
冒頭でもちょっと触れたと              /O \
思うにょろけど、                   |. °  |
『愚管抄』では両陣営とも              \_,/
兵数の記載がないにょろ。             /
                     ./ ̄ ̄ ̄ ̄ \
『愚管抄』は作者が        ./             \
忠通の息子なので        /   \         ヽ
第七章辺りから、        ./   ●           |
多少補正の臭いを       | 、_,、_, ⊂⊃        |
意識しなければ         ヽ {_ノ           /
ならないにょろが、        \            /
あの前日の作戦会議が    (`ヽ l三三三三三三三l
結構興味深いにょろ。     ヽ、/     ___ ヽ


299 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:48:50 ID:1aiZjnbM

         _
        /O \
         |. °  |
        \_,/
          |
    / ̄ ̄ ̄ ̄ \      ぶっちゃけて言うと
   /            \     「今後どうしよう?」
  /               ヽ    「兵はどうやって集めよう?」
 /              |   という相談なんだにょろ。
 |    ノ    `ヽ     |
 ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃   /    そもそも企ての首脳陣しか
  \_ /⌒l        /    白河北殿にいなかったようにょろ。
   l/  /三三三三三l.
  / |   l   ___ ヽ


300 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:49:05 ID:1aiZjnbM

            _
          /O \        『兵範記』と合わせて読むと、
           |. °  |        合戦というよりは
          \_,/
            |           テロの首脳陣が
        / ̄ ̄ ̄ ̄ \        作戦会議やってるトコを
      /            \      一斉検挙に向かった
.     /              ヽ
    /  /      \    |     というのが
    |    ●    ●      |     保元の乱の実態のようにょろ。
    ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃   /
 /⌒ヽ_\    ゝ._)     / /⌒i   実際、名の通った人で死亡したのは
 \ /:::::/;l三三三三三三三l /  ./   頼長も含めて
.   /:::::/ |_     ___ ヘ、__/   5人ほどだったそうにょろ。
.  `ヽ< |  |    |     | ヾ:::彡'


301 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:50:30 ID:1aiZjnbM

         _
        /O \
         |. °  |
        \_,/
          |
    / ̄ ̄ ̄ ̄ \
   /            \     『保元物語』はあくまで
  /               ヽ    「エンターテインメント作品」と、
 /              |   割り切って読むべきだなあと
 |    ノ    `ヽ     |   改めて実感したそうにょろ。
 ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃   /
  \_ /⌒l        /
   l/  /三三三三三l.
  / |   l   ___ ヽ


302 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:50:44 ID:1aiZjnbM

         _
        /O \
         |. °  |
        \_,/
          |
    / ̄ ̄ ̄ ̄ \      その『保元物語』では、
   /            \     仁和寺で待っている間に
  /               ヽ    やる夫は歌を
 /              |    詠んでいるそうにょろ。
 |    ノ    `ヽ     |
 ヽ ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃   /
  \_ /⌒l        /
   l/  /三三三三三l.
  / |   l   ___ ヽ


303 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:50:59 ID:1aiZjnbM





   思ひきや 身をうき雲と なしはてて あらしの風に まかすべしとは
_________________________________
考えてもみなかった まるで浮雲となって 嵐に身をまかせているようなものだ
今の私は落ちぶれて、嵐の中のようにどうなるかわからない





   うき事の まどろむ程は わすられて さむれば夢の ここちこそすれ
_________________________________
つらい現実も まどろむと 忘れられるが、
目が醒めると このつらい現実こそが 夢なのではないかという気持ちになる




.


304 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:51:13 ID:1aiZjnbM



そもそも、皇位に権威があれば、こんなことは発生しなかったはずである



  皇位の権威は、白河・鳥羽の2代の院政によって大きく損なわれた



  恣意的な即位が続いたため、その正当性が皇位に伴わなくなった



 天の意志ではなく、人の意志で左右される程度の存在になり下がった



            皇位の権威が著しく傷つけられた


.


305 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:51:27 ID:1aiZjnbM





       天 皇 家 自 ら が 、 尊 ば な い の だ か ら …




.


306 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:51:41 ID:1aiZjnbM





     以降の天皇は、この劣悪な状態になり下がった皇位を引き継ぐしかなくなった




.


307 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:51:56 ID:1aiZjnbM

      アア
     「嗚呼、
     
     ミズカ コボ       マ      コレ コボ  トド     アタ
      自ら毀つの家は、復た、人の之を毀つを禁むること能はず、
     
     ミズカ     クニ   マ     コレ      トド     アタ
      自ら伐つの邦は、復た、人の之を伐つを禁むること能はず。」
     
     
     
     栗山潜鋒『保建大記』



※作者意訳
自分で壊れていく家は、人がその家を壊そうとするのを止めることはできない。
自分で壊れていく国は、人がその国を壊そうとするのを止めることはできない。


308 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:52:09 ID:1aiZjnbM

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃                                            ┃
┃ や る 夫. が 日 本 に 呪 い を か け る よ う で す ┃
┃                                            ┃
┃                       第 九 章                   ┃
┃                                            ┃
┃               【 保 元 の 乱 】              ┃
┃                                            ┃
┃                  【 了 】                    ┃
┃                                            ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃                                            ┃
┃                  次  回                    ┃
┃                                            ┃
┃                       第 十 章                   ┃
┃                                            ┃
┃               【 戦 後 処 理 】              ┃
┃                                            ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛





311 :名無しのやる夫だお:2010/05/29(土) 22:53:56 ID:kzYM.vSA
乙でした。終わったら平治の乱もやってほしいぜ


312 :崇徳 ◆.qh1IqzafM:2010/05/29(土) 22:54:04 ID:1aiZjnbM

ボツネタ

全盛期の為朝さんの伝説

・歴戦の猛者100騎なら大丈夫だろうと思っていたら、それ以上の猛者28騎に返り討ちにあった
・為朝の弓の命中度は150%。射抜いた矢がさらに別人に命中する確率が50%の意味
・鞍がぐにゃりとしたので見てみると、前輪と尻輪ごと自分の下半身が射抜かれていた
・川の対岸なら安全だろうと思ったら、しっかり兜を狙い射られた
・「そんな危険なわけがない」といって出て行った鎌田正清が5分後血まみれで戻ってきた
・為朝から一歩離れた辺りに武士が頭を兜ごと射抜かれ、血を流して倒れていた


327 :名無しのやる夫だお:2010/05/29(土) 23:34:44 ID:W74pefyo
乙でした。

皇位の権威もそうですが、不比等以来400年にして
藤原氏が歴史の主役から滑り落ちた瞬間
それが御曹司が武士の矢で死ぬという形とは・・・
なんとも運命的


333 :名無しのやる夫だお:2010/05/30(日) 20:02:59 ID:0sSyLuts
乙でした。
俺、今度の聖杯戦争では為朝を召喚するからヨロシク!
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。